中古パソコンを再生しよう その2

 前回までで、Linuxをインストールする下準備はできました。さて、何をインストールするか? 結構悩みました。全て自己責任で解決しなければならないLinuxの場合、ネットで検索した時の情報量の多さが、選択のポイントになります。その点でいうと、真っ先に思いつくのはubuntu...なのですが、年々重量級のLinuxになってきていますし、第一32bit版の開発が打ち切られてしまったので、今回のパソコンの再生には使えません。次に考えたのが、Puppy Linux...なのですが、軽量でサクサク動きそうな感じはいいのですが、独特の操作感、セキュリティ面の不安、いまいちしっくりこない感じがしました。で、最終的に次のLinuxをインストールしました。

 

 Sparky Linux 5.12  コードネーム"Nibiru"

 debian10 busterベースで、通常サポート期限が2022年、延長サポート期限が2024年になっています。Sparky Linuxには32bit版がまだあって(ありがたいですね)、デスクトップ環境もLXQtとかXfceなどの比較的軽量と言われるものがあって、今回の中古パソコンの再生には丁度いいのではないかと思いました。

 今回再生するdynabook AX/740LSは、USBメモリーを使ってのbootには対応していないので、ISOイメージをDVD-RW(何度も使えて経済的ですよね)に焼いて、インストールしました。日本語を選択して、指示通りに進めていけば、比較的簡単にインストールできます。インストール後にDVD-RWを抜き、電源を入れて起動させると、最初に日本語環境のインストールを促されるので、その通りに進めると、無事終了となります。日本語入力もそれでできるようになります。

 

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起動直後の画面です。シンプルですね。

 

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アイドル時のCPU使用量、メモリ使用量です。

 

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Firefox起動時のCPU使用量、メモリ使用量です。

 

 さすがにYou Tubeをサクサクと見ることはできませんが、テキスト中心のサイトを見る分には十分実用に耐えうると思います。